陽だまり日記

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大好きな本や映画のことなど

「桜の森の満開の下」

坂口安吾「桜の森の満開の下」(青空文庫)

この小説の何に惹きつけられたのか、自分でもよく分かりません。
桜を美しいと言うのは最近のことで、大昔の人は桜を恐れていたと、最初の方で述べられていましたが、何か関係があるような気がします。
怖いものがいっぱい出てきますが、読んだ後、心が落ち着くのが不思議です。

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

作品のことを考えるうえで、参考になる文章がいくつかあるようです。
坂口安吾「明日は天気になれ」(青空文庫)…エッセイ「桜の花ざかり」収録
坂口安吾「文学のふるさと」(青空文庫)