陽だまり日記

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片目の伝説 再考

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先日、地元の図書館で、ふと民話の本を手にとって開くと、片目の魚のお話が載っていました。

  • 片目の魚の伝説とは…
  • ある池・沼などに住む魚がおかしなことに皆片目だといい、それにまつわるさまざまな因縁が語られます。たとえば、片目を矢で射ぬかれた武将がその池で目を洗って以降、魚が片目になった…など。

 

片目の伝説って、なぜこんなに、あちこちに、沢山あるのでしょう?

私の郷里には、片目の神様の伝説があるので、ちょっと気になってしまいます。

  • 片目の神さまの伝説とは…
  • 神さまがある地方へ出かけた折、ある特定の(ウド、胡麻、竹など)植物で目を傷めたので、その後、その地方にはその植物が生えなくなったというお話です。

 

Wikipedia等によれば、日本の片目伝説の起源は、2つの説がよく知られています。

  • 日本の片目伝説の起源
  1. 生贄の名残(柳田国男氏)
  2. 鍛冶・製鉄との関連(谷川健一氏)

時代的には、2であれば弥生時代くらい、1であればもっと大昔になるでしょうか。

そんな大昔の信仰が、2000年(以上?)経った今も沢山残っていると思うと、とても不思議です。

 

柳田国男「日本の伝説」(青空文庫)

青銅の神の足跡 (小学館ライブラリー)

青銅の神の足跡 (小学館ライブラリー)

 

ところで、片目伝説は、古い書物にも書き残されているのでしょうか?

 

一つ目の神様や鬼に関する伝説は、日本書紀風土記にあり、これらは、ギリシア神話など海外の神話などとも類似点があるそうです。驚いたことにギリシア神話にも一つ目の鍛冶の神様がいらっしゃるのだとか。

今残っている片目伝説は、これらと関係があるのでしょうか?