陽だまり日記

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陽だまり日記

大好きな本や映画のことなど

破戒

青空文庫で、島崎藤村「破戒」を読みました。

有名な作品なので、タイトルだけは知っていたけれど読むのは初めてでした。

作中でテーマにされている "新平民" に関する社会問題は、今になっても、解決されていないように思い、とても、考えさせられました。

実際、身分記載のある明治初めの戸籍は、請求不可になってしまっていますし…。

 

最近になって、偶然、昭和半ばに、差別撤廃のために書かれた地域の冊子を読む機会がありました。その冊子には、戦国時代から江戸時代に移り変わるときに、徳川幕府の方針で、特定の職業を差別した経緯がはっきりと書かれていました。こうした事実を体系的に深く学ぶ機会が子供のうちにあれば良かったのに…と、大変残念に思いました。