陽だまり日記

陽だまり日記

大好きな本や映画のことなど

タイBLドラマの感想

この1カ月でタイのドラマをたくさん観ました。ほとんどがBL(ボーイズラブ)です。タイのBLドラマは今年の春頃すごく流行っていたそうですね。流行に疎く当時は知らなかったのですが、最近になって、我が家でたまたま入会していた有料放送で観て、見事にはま…

舌切り雀のこと(3)

昔話「舌切り雀」は、宇治拾遺物語に採録されている「腰折れ雀」をルーツに持つのではないかとよくいわれるようですが、それ以外に、雀=若い女性説や、雀=桃太郎的英雄説があることを1つ前の記事で書きました。 後の2つについて考えてみると、いずれもお話…

舌切り雀のこと(2)

「舌切り雀」を久しぶりにラジオ「昔話へのご招待」(2020.8.16)で聞いて、何だか不思議なお話だなぁと思いました。率直に言えば、何となく辻褄が合っていないような気がして。ちょっとしたこと(?)で一緒に暮らしていた雀の舌を切るとか、探しに出たお爺…

舌切り雀のこと(1)

先週のラジオ「昔話へのご招待」では、「舌切り雀」が紹介されました。久々に聞いてみると、何だか不思議な話のように思いました。 お婆さんが、(理由があったとはいえ)雀の舌をいきなり切ってしまうのはちょっとビックリだし、雀の居所を探すのに、お爺さ…

桃太郎のこと

ラジオ「昔話へのご招待」で、かなり前に「桃太郎」が取りあげられたことがあります。桃太郎の解釈の歴史や、外国の昔話との比較など、とても面白くて、特に印象に残っています。 この中で、柳田国男さんの「桃太郎の誕生」についても触れられていました。そ…

妖怪の効能

今年2020年はアマビエという妖怪が話題ですが、「くだん(件)」という妖怪も、かつてアマビエとよく似た厄除けの効能で有名になったと知り驚きました(Wikipedia)。似たような妖怪が複数いるのはなぜなのでしょう? 「件」は、厄除けばかりでなく、災害を…

「蘇我氏 古代豪族の興亡」

「蘇我氏 古代豪族の興亡」という本をときどき読み返しています。 蘇我氏 ― 古代豪族の興亡 (中公新書) 作者:倉本 一宏 発売日: 2015/12/18 メディア: 新書 蘇我氏は、歴史を習い始めて最初に出てきた"悪役"なので、とても印象深いです。 他の歴史上人物では…

「日本の民俗宗教」

松尾恒一さんの「日本の民俗宗教」を読みました。 日本の民俗宗教 (ちくま新書) 作者:松尾 恒一 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/11/06 メディア: 新書 難しかったけど、今まで知らなかったことが分かって面白かったです。 例えば、旧正月と立春の違…

お雑煮のこと

関西風の、白味噌(西京味噌)のお雑煮を最近初めて食べました。 甘いのでびっくりしました。 味噌味と言っても、塩分が少なくて、普段の味噌汁とは全然違います。 もはやスイーツに近いような感じがするくらい。 それでふと疑問に思ったのは、西京味噌は今…

「白夜を旅する人々」のこと

三浦哲郎さんの小説「白夜を旅する人々」を数年前に読んだことを思い出しました。 白夜を旅する人々 (新潮文庫) 作者: 三浦哲郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1989/04/28 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (8件) を見る アルビノの姉…

「関西弁講義」

関西弁講義という本を読みました。作者さんは関西弁を方言というより1つの独立した言語として研究しているそうです。 関西弁講義 (講談社学術文庫) 作者: 山下好孝 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/07/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) …

「ざぼん」「謝文旦」について

1つ前の記事に書きましたが、朱欒(ざぼん)と文旦は1つの同じ果物Citrus maximaを指します。 朱欒は中国語、ざぼんはポルトガル語(zamboa)。 文旦も中国語ですが、wikipediaによれば、中国の中でも南部の潮州語が伝わったもののようです。発音はブンタン…

「朱欒」「ざぼん」について

2つ前の記事で、江戸時代に書かれた「阿波志」・「阿波誌」の、柑橘類に関する記事を引用しました。 ざぼん 郷名ケムス又の名サブム、橙に似て大 香櫞 即ち仏手柑 宜母子 郷名スダチ、柚に似て小、以て酢に代るべし 橙 郷名ダイダイ 橘 郷名カウジ やや小な…

「カブス」「カブチ」について

1つ前の記事で、江戸時代に書かれた「阿波志」・「阿波誌」の、柑橘類に関する記事を引用しました。 ざぼん 郷名ケムス又の名サブム、橙に似て大 香櫞 即ち仏手柑 宜母子 郷名スダチ、柚に似て小、以て酢に代るべし 橙 郷名ダイダイ 橘 郷名カウジ やや小な…

「すだち」(酢橘)のルーツ

もうすぐサンマの時期です。サンマといえばスダチ。その遺伝的なルーツについての覚え書きです。 1.スダチは「カボス」の異母きょうだい。共通の父親(花粉親)がユズ。 ここまではっきり分かっていたとは! 2.カボスの母親は「クネンボ」。一方、スダチの…

「君が戦争を欲しないならば」

高畑勲さんの「君が戦争を欲しないならば」を読みました。講演の書き起こしで、とても短くすぐに読めます。 君が戦争を欲しないならば (岩波ブックレット) 作者: 高畑勲 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/12/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) こ…

片目の神様のこと(8)

片目の神様の伝説に付随する作物禁忌について、「それを作らない」という地域の近くには、それをたくさん作る地域があるのかも……?と、ふと思い付きました。 仮に、P村に氏神Q様がいた。そこに新しくRという有力者が移ってきて、P村にもともとなかった植物S…

片目の神様のこと(7)

数えてみたらこのブログで片目の神様のことに触れるのは7回目でした。 柳田国男さんの「日本の伝説」に収録されている片目の蛇の話は、何だか「金枝篇」みたい?と思ったので、片目・一つ目のことを考察している別の本の該当箇所を見てみました。 山の神 作…

「日本の伝説」(片目伝説6)

柳田国男さんの「日本の伝説」は青空文庫で読めます。良い時代になりました。 この中に片目の神様について記述された箇所があります。 久々に読み返して、とても気になる部分を見つけました。取りあえず、忘れないように引用しておこうと思います。 飛騨(ひ…

「セッション」(2014、アメリカ)

「セッション(原題:Whiplash)」を観ました。無茶苦茶過ぎて、すごく面白かった! セッション(字幕版) 発売日: 2015/10/21 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (1件) を見る 有名な映画らしいのですが、内容をよく知らずに寝る前に見始めてしま…

「アマテラスの誕生」

「アマテラスの誕生」という本を読みました。これはショックでした。 アマテラスの誕生 (講談社学術文庫) 作者: 筑紫申真 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/05/10 メディア: 文庫 クリック: 19回 この商品を含むブログ (9件) を見る 作者は代々神主さん…

人生を彩る糸!

私も編み物が好きです。全然上手じゃないし編むスピードも遅いし大したものは作れないのですが、それでも冬になると、今年はどんな帽子を編もうかな?とワクワクします。なぜ帽子かといえば、マフラーや手袋、靴下よりも早くできるから。 何を編もうか考えた…

今年の思い出

昨年の終わりに、大好きなラジオ「昔話へのご招待」の聞き手だった、中村律子さんが番組を卒業されました。どういうわけか自分でも不思議なほど、本当に名残惜しく残念に思いましたが、最近になって、やっと気持ちの整理(?)ができてきたようです。中村さ…

ハロウィンのこと

ハロウィンが近いので、「ケルト 再生の思想」を少しずつ読んでいます。 ケルト 再生の思想――ハロウィンからの生命循環: ハロウィンからの生命循環 (ちくま新書) 作者: 鶴岡真弓 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/10/05 メディア: 新書 この商品を含…

「日本語の源流を求めて」

大野晋さんの「日本語の源流を求めて」を読みました。 日本語が、インド南部のタミル語と関係があるという説です。 専門家の間でも賛否両論とのことで、私も、正直、最初は、インドなんてずいぶん遠いなあと思いました。 でも、読んでみたらとても面白かった…

「灼熱の魂」(2010、カナダ)

久々に映画を見ました。やらなければいけないことがあるのに、それをやらずについ最後まで見てしまいました。 双子が生まれてすぐ付けられた名前が分かるところが、とても印象に残っています。 灼熱の魂 [DVD] 出版社/メーカー: アルバトロス 発売日: 2012/0…

癒し

眺めているだけで楽しくて、久しぶりに本を衝動買いしてしまいました。 作ってみたら、とても癒されました…! 10号レース針で40番レース糸etc...にビーズを編み込んでいきます。 こういう小さな物たちの、色の組み合わせを考えていると時間を忘れてしまいま…

「きみはいい子」「世界の果てのこどもたち」

中脇初枝さんの「きみはいい子」と「世界の果てのこどもたち」を読みました。 ([な]9-1) きみはいい子 (ポプラ文庫) 作者: 中脇初枝 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2014/04/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 世界の果てのこどもたち 作者:…

海街diary

大好きな作品です。 中でも、ヒマラヤの鶴のエピソード(4巻)が良かったです。 海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス) 作者: 吉田秋生 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/04/10 メディア: コミック この商品を含むブログ (16件) を見る この作品は…

「君の名は。」

映画「君の名は。」をやっと観ました。 「君の名は。」Blu-rayスタンダード・エディション 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2017/07/26 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (5件) を見る 若者に大ヒットと聞いて、ついていけるかな…と少し不安でしたが、…