「君の名は。」
映画「君の名は。」をやっと観ました。
若者に大ヒットと聞いて、ついていけるかな…と少し不安でしたが、大丈夫でした。
あの日、あの時、あの場所にいたばっかりに…というストーリーに、子どもの頃から慣れ親しんでいることも大きかったと思います。
「君の名は。」は、そのXデイが現代(近未来、近過去)で、悲劇を回避するファンタジーになっています。今だからこそリアリティーが生まれて大ヒットしたのかなと思いました。
一昔前はXデイはたぶん遠い過去か、遠い未来のものだったけれど、今は近過去であり、近未来であり、いつその日が来てもおかしくないような気がします。でもというか、だからこそなのか、普段はそのことをあまり意識しません。「君の名は。」の少年、少女の記憶がすぐに消えてしまうのも不思議と納得できます。
ところで、20年ぐらい前に、一時的にXデイの到来が話題になったことがあります。
1999年のノストラダムスの予言が近づいた90年代後半です。
「クロノ・トリガー」とか、やまざき貴子さんの「ZERO」とか、懐かしい作品を幾つか思い出しました。